はじめての組織図               第1章2節.文鎮型組織図も様々

当ブログは社員数30人から社員数100人程度の中規模、中企業を対象としています。人と組織の潜在力を顕在化する組織作りのプロである内海透が執筆しています。組織作り、組織再構築のコツを記しています。1~3分程度でサクッと読める内容です。

 

第1章2節.文鎮(鍋蓋)型組織図も様々

「トップと現場との階層が少ないため、意思決定が早い。」のが文鎮型組織のメリットです。また、自発社員が多ければ組織は自発的に活動しやすくなります。デメリットは、全てが社長の判断となるため、指示待ち社員を増産しがちです。社長の強力なリーダーシップで引っ張る小企業の場合には文鎮型組織は機能します。が、組織化を考えると経営責任と現場の運営責任については分離させたいものです。日本の人件費高騰、人材難は深刻です。コマ=指示待ち社員だけで経営できる時代ではなくなって来ています。

 

 

文鎮型組織の特徴は、会議に参加する人数が多い事です。トップの「現場の情報を知りたい。決定したい。即、実行させたい」意図が反映されます。現場からの会議の参加人数を増やす事でトップは現場を把握できるようになります。入社間もない社員も「勉強のため」との理由で会議に参加させます。参加する社員は自分が参加する理由を分からず取りあえず参加します。参加者が多いので時間がかかります。何かを決めて欲しい幹部社員は会議の場ではなく社長個人へ通りやすいお伺いを立てるようになります。その結果、管理者が育たずトップの現場への介入が当たり前になります。トップが介入する現場は自分たちで考えません。それは、トップに聞けば即座に正解が返ってくるからです。「言われた事はやるけど、自分たちで考えない組織」だとトップが認識している組織は概ねこの状態です。

 

「はじめての組織図」小冊子プレゼント
当ブログで好評の「はじめての組織図」を小冊子にまとめました。
【無料】でプレゼントしております。
ご希望の方は下記ページよりお申し込みください。
http://bit.ly/2F2lHsD
※読者の皆様から多くのご感想を頂いています。
(一部抜粋してご紹介いたします。)
・会社を息子に引き継がせようと思っています。
そのための参考にしたいと思います。
・組織内の課題抽出、解決法を学ぶ上でそもそも
組織の在り方自体の参考にさせて頂こうと考えております。
・大変わかりやすいものでした。
10年目の今だからもう1度必要と感じています。
・「はじめての組織図の作り方」の記事を拝見し、
自社(30人規模)の実情と照らし合わせ興味を持ちました。
組織図の作り方、参考にさせていただきます。