自分ごと組織づくり5つのポイント【ケース14】

当ブログは社員数30人から社員数100人程度の中規模、中企業を対象としています。
人と組織の潜在力を顕在化する組織作りのプロである内海透が執筆しています。
組織作り、組織改革、組織再構築で他人ごと組織を自分ごと組織にするポイントを記しています。

【ケース14】退路を断つ
責任者自らが部下を招集し「発表会」を開催することが最も効果的です。後継社長の場合は新規開拓や新事業のキックオフが良いでしょう。
一方部下にとっては「ただでさえ忙しい中、上司の発表に付き合わされる」という否定的な状況を敢えて作りだすことになります。それでも実行する事で上司の本気度が伝わります。年度経営計画発表会などの場があれば最適です。
週次、月次の営業会議であっても、招集前に事前に目的を告知することで「いつもと違う感」を演出することが出来るため効果を発揮させることが可能となります。
ただし、「あなたが本気で無いと部下には伝わります。」
あなた自身のコミットメントが試されます。
実際に上司の宣言がうまく部下に伝わった場合は
「いつもの部下の顔が良く見えなくなって足が震えてきたんですよ。何かとんでもないものに憑かれたようでした。発表が終わった後には、もう後には引けない。って感じで自分自身が何か吹っ切れたようでした。それにしてもあんなに疲れたことは今までありませんでした。」と言った感想になるようです。
一貫生産の牧場では都内のオーナーシェフの新規開拓を目標としました。営業本部長が全社員の前で発表しました。「自分で食材を仕入れて調理している、味の分かるシェフであれば一度でも食べてもらえば、他の肉との味の違いが必ず分かるはずだ。」そこで、DMではアンケート形式で希望部位を問う形にしました。食材を探しているオーナーシェフは想定以上に多く、また、当初、こちらが想定していた部位とは違う部位の希望が多くありました。実際にサンプルを試食したシェフには好評でその後の受注へと繋がりました。しかし、最初からうまく行ったわけではありませんでした。シェフと商談できるのは1日に2時間だけ。本部長一人で訪問していては対応出来ません。週次のアクションプランを見える化していたので他の営業部員が手分けして商談に行きました。

【自分ごとにするポイント】
リーダーが自分ごととして発表し退路を断つことです。工程を見える化すると周囲に必ず伝わります。他の社員もリーダーの動きを自分ごととするようになります。テレビや映画の主人公に感情移入するようになります。裏返しになりますが嘘や演技は必ずばれます。(役者じゃなくリアルなんでね。)

 

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