自分ごと組織づくり5つのポイント【ケース11】

当ブログは社員数30人から社員数100人程度の中規模、中企業を対象としています。
人と組織の潜在力を顕在化する組織作りのプロである内海透が執筆しています。
組織作り、組織改革、組織再構築で他人ごと組織を自分ごと組織にするポイントを記しています。

【ケース11】共通の敵と戦う
課題を真ん中におく事で客観化し見える化する。上司と部下が正対してしまうと、部
下は無意識のうちに防御心理を引き起こします。正対するコミュニケーションではな
く問題を客観化し部下と共に解決策を考える見える化について解説します。セミナー
などで実演するのですが、私が上司役をやり受講者に部下役をやってもらいます。最
初は対面の場を創ります。そこで、私が「当社が売上目標達成できないのはなぜだろ
うか?」と尋ねて受講者に感想を聞くと、「思わず、言い訳を探しそうになります。」
「尋問、詰問を受けている感じになる。」と多くの方が答えます。ちょっと意地悪に部
下役の方の目をまっすぐに厳しく見つめるのでなおさらでしょう。本当の上司と部下
であればもっと厳しくなる事でしょう。(上司には部下をいじめたい悪意は決してなく
てもそのように伝わってしまうものです。)

次に模造紙上に問題点を貼り出します。貼り出された問題を一緒に眺めながら問いか
けます。すると、「○○が出来ていない事が問題ですね。」との答えに変わります。

前述の模造紙による問題発見は共通の敵である問題を一緒に解決するパートナーの図
になるための方法です。私たちが問題を見える化する時に模造紙上でPDCAサイク
ルを検証する事が多いです。

お客様の会社の目標達成までの帳票類を全て貼りだします。事業所(部門)別予算、
個人別予算などの目標に関する資料は数多くあります。また、実績に関する資料も多
くあります。しかし、具体的な計画や実行量に関する帳票類が欠如している会社がほ
とんどです。私たちはパートナーとして一緒に問題解決を図るスタンスで見える化し
ています。(提案を聞くよ。と仰る寛大な経営者の方でもコンサルタントから「ダメ出し
」ばかりではやる気も失せる事でしょう。)

良い問題解決の第一歩は敵対となりがちな正対ではなく共に問題解決するための場を
作ることです。問題を共通の課題とする事が出来るようになると、部下がこれまで言
えなかったアイデアや改善を提案するようになります。
自分ごととして捉える第一歩です。

 

【自分ごとにするポイント】
まずは、ホワイトボードや壁面を中心に置いて会話をしてみる。「私はこう思う。」で
会話をリードする事がポイントです。部下が「私は~」と言えるような場を整える事
に留意します。

 

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