第2章1節.目指すビジョンを伝えているか?

当ブログは、人と組織の問題に悩んでいる中規模企業経営者、経営幹部を対象に執筆しています。事業承継、世代交代、部門間の縦割り、トップと現場のギャップに「このままではいけない」と思いつつ...ではどうすればよいのか?堂々巡り。当社12年1,800社以上の実績が証明する中堅と現場を巻き込む組織改革法がお役に立つでしょう。

 

「家業を脱し、企業になるにはビジョンを描き、部下に夢と希望を伝える事が大事だと言われます。しかし、そもそも日本人はビジョンを描く事が苦手です。それは民族性に起因していると私は考えます。狩猟型民族である欧米人は大きなビジョンや目標を掲げその実現を勝ち取る民族です。一方農耕型民族である日本人は目の前の仕事を一つ一つコツコツとこなしていく価値観重視型民族です。企業経営においてもビジョン=大風呂敷を広げる事よりも、安定・永続型企業が好まれます。しかしながら、グローバル化が進んだ現在では、これまでの「コツコツ」重視の価値観型だけでは自社が何を目指すのかが伝わりません。グローバルな競争環境では勝てません。そこで、将来ビジョンを伝える事が急務となります。そこまで大きな話ではなくても組織を形作る時に何を目指すのか?を伝える事は大事です。

組織の構成員一人一人が同じ場所を目指さなくてはたどり着くことが出来ません。