中小企業経営者のための経営力強化方法23.箸の上げ下ろしに分解

【中小企業の社長、経営幹部必読】
フレームワークで学ぶ経営力強化ドリル
~事業再生コンサルタントが伝授する90日で人と組織が生まれ変わる経営力強化法~
ヒューマン・コンフィデンスジャパン株式会社 代表取締役 内海透

3-5.箸の上げ下ろしに分解

Q:箸の上げ下ろしレベルに分解されたマニュアルがあるか?

○題提起:仕事を人に教えるときや標準的な仕事を共有化するためにマニュアルを作成している会社は多い。しかし、マニュアルのレベルがまちまちだったり、ずいぶん前に一度作って更新がされていなかったりする。せっかくマニュアルを作っても使われないのであれば意味がない。随時更新して使えるマニュアルとしたい。あなたの会社では箸の上げ下ろしレベルに分解されたマニュアルを用意し更新しているだろうか?

○解決策:箸の上げ下ろしに分解したマニュアルを作成、運用する。
・手順・道具・コツ
本書は後継・二代目社長向けのマニュアルとも言えるだろう。マニュ
アルは、それを理解できれば誰でも同じように再現できる方法だ。「〇
さんだから出来る」=属人的要素を排し、正しい手順通り行う事で誰
もが再現可能となる方法だ。マニュアル作りには欠かせない3つの要
素がある。1.手順、2.道具、3.コツだ。例えば、掃除を例にと
ると1.の手順で、上から下に掃除をする。天井から床にかけて掃除
をする。なぜならゴミは上には上がらず下に溜まるからだ。また、真
ん中から四隅に向けて掃除する。ゴミは隅に溜まりやすいからだ。一
つ一つの手順が理に適っているため誰が行っても同じように掃除が出
来る。コツ(独自の方法)については昔であれば一子相伝的に現場を
一緒に経験しないと伝わらない事とされていた。しかし、現在ではこ
のコツをどのように社内で素早く共有できるかが会社の競争力の源泉
となっている。前述の会社では、毎週木曜日の早朝勉強会で気づきを
共有しパートさんも月1回の研修会でコツを共有している。余談だが
コツとは骨。表からは見えない本質的な部分でもっとも大事な事との意味が語源だ。本来は、OJTのように現場を一緒に経験する事が一番望ましいが、事例を通じてコツに触れる事が可能となる。あなたの会社ではコツをどのように共有出来るだろうか?

・コツ:出来ることに分解する。マニュアルの目的は教育だ。最初から全ての仕事を出来る人はいない。何も出来ない所からスタートする。にも関わらず、最初から全て出来ることを期待してしまう。学校を卒業したばかりの新入社員には名刺交換の仕方や挨拶などの当たり前の事から教える。そして、営業であれば上司と同行してお客様の所へ訪問する。一つ一つの出来る事の精度を高める。それら出来る事を高い精度で組み合わせていくのが仕事である。名刺交換と挨拶ができるようになれば飛び込み営業は出来る。会社の説明、商品の説明が出来るようになれば一人でお客様を訪問させる事が出来る。出来なかった事を一所懸命練習すれば良い。「やった事の無い事」は出来ないのだから仕方がない。ただ、出来ると思える事が高い精度で出来ているかこそが問題である。他の人に「どうだ!」と自信を持って見せられる水準である。分解された一つの部分を出来るようになると自信を持って次のステップに進める。中途半端な水準で次のステップに進んでも、全てが中途半端なままだ。

○マニュアル作成で得られる成果は、一般的な仕事は誰でも簡単にさせられるようになることだ。教育の際に出来る事に分解して教育することで教える側の負荷が軽くなる。教わる側も何が出来て何が出来ないかが明確になるため習得が早くなる。

○実践:「手順、道具、コツ」が明確化されたマニュアルを今すぐ作る
前述の仕事の棚卸で洗い出された項目から始める。

 

 

 

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ブラックジャックによろしく
著作者名:佐藤秀峰
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