中小企業経営者のための経営力強化方法 16.目標達成のための計画は逆算スケジュール

2-9.逆算スケジュール

Q:目標達成のスケジュールは逆算で組立てているか?

○問題提起:すべての物事には〆切がある。〆切を守れない人は物事を逆算的に考えられない人だ。お客様や相手がある仕事では〆切より早く仕事を完了させるだけでお客様の満足度は高まる。物事を成功させる人の基本的な考え方は逆算思考だ。目標を達成している会社とそうでない会社では180度考え方が違う。「いつまでに完成させる。」「そのためにはいつまでに○を終える。」「だから今日はここまでを何としてでもやり切る。」が逆算思考。ダメな会社は「今日は頑張ってここまで出来た。」「今日は頑張ったけどここまでしかできなかった。」「頑張ったけど、間に合わなかった。」を繰り返す。あなたの会社は逆算で取り組んでいるか?

○解決策: 目標達成の日から逆算してスケジュールを組み立てる。
・手順:1.達成期限までに行わなくてはいけない項目を洗い出す。
各項目が細かければ細かいほど完成度が高まる。
2.それぞれの項目の完了状態を定量化する。
3.決めた期限を死守する。
・コツ:具体的に数値化できる部分を増やすことで単なるスケジュールではなく実行計画とできる。1週間で○が完成。を積み上げられるような小項目に分解する。

○事例:事業再生コンサルティングでV字回復を果たした企業は全て逆算スケジュールを立てた会社。事業再生の修羅場では金融機関の提示した期間で成果、兆しを提示できないと支援の打ち切りになる場合もある。
「いつまでに、これだけの定量成果。」を提示する。と言い切れなければその瞬間で終わりだ。まずは、「目標達成期限の厳守。」が鉄則だ。ある食品加工会社の事業再生プロジェクトでは「3ヶ月以内に都内のオーナーシェフ経営のレストランの新規顧客を30件獲得する。」と掲げた。既存顧客の売上維持は幹部に任せ、社長と営業トップが新規開拓に走り回る。設定した項目は、ダイレクトメール送付。試食サンプル送付。電話によるアポ取り。初回訪問、商談(受注)のステップだ。しかし、実際にやってみるとオーナーとのアポ取りに難航した。というのも、ランチ営業しているレストランだと15時~17時しか電話可能な時間帯が無いからだ。営業の全社員で手分けして期限までに電話を終えた。訪問についても時間の壁が問題となった。またも、営業全社員で訪問し無事目標と掲げた30件の受注が獲得できた。金融機関も支援継続を表明した。このプロジェクトでは、社長が自ら全社員の前で目標数値と期限を掲げ進捗状況を見える化したため社員の協力が得られた。「3ヶ月後に30件獲得できたらいいな。」の願望ではなく、緻密に逆算スケジュールを組み実行したからV字回復を果たせた。「ウチは、再生会社じゃないから関係ない。」という社長もいそうだが、期限を守れない会社であれば「まさか」の事態が起きたときに誰も支援しない。常日頃からスケジュールを逆算思考で組み立てたい。スケジュールを逆算で組み立てる事で得られる成果は、「期限を守る」風土が醸成される。

○実践:期限のある仕事は分割して逆算スケジュール化する。

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