経営企画の仕事と役割 15.対立ではなく中立

3.対立ではなく中立

正対してしまうと、対立を引き起こします。
常に中立の立場が大事です。
どこかの部門に問題があるのが分かっていても「対立」で向かうと相手は防御します。

ただでさえ、社長直属の経営企画には権力があるのです。
ですので、問題を真ん中にしてどうすれば解決できるか?

を中立の立場で一緒に考えるスタンスで臨みます。

真ん中に問題を置く。
共通の敵である問題を解決するパートナー=無意識の協調の図式に持ち込みたいです。
そのためにも、中立の立場である事を常に心がける必要があります。

手順:                             

1.自社の問題をホワイトボードや模造紙などに書きだします。

2.対象者と経営企画は正対せずに問題を中心に見る位置に座ります。
問題を中心とした上図三角形のイメージです。

3.ホワイトボードや模造紙上で問題解決を行います。
  すぐ出来る事はすぐに改善しましょう。

コツ:経営企画司は問題解決のパートナーとして一緒に知恵を出し合います。
「誰が悪いか?」ではなく、「何が悪いか?」思考へと切り替えましょう。
「どうすれば解決できるか?」を一緒に考えます。
この方法が効果的なのは現場で検証を行う事ですぐに改善できる提案が出やすくなることです。
問題が客観化されることでアイデアを出す現場も経営も最適解を求めるようになります。

セミナーなどで実演するのですが、私が上司役をやり受講者に部下役をやってもらいます。最初は対面の場を創ります。
そこで、私が「当社が売上目標達成できないのはなぜだろうか?」と尋ねて受講者に感想を聞くと、「思わず、言い訳を探しそうになります。」「尋問、詰問を受けている感じになる。」との答えを多く受けます
(ちょっと意地悪に部下役の目をまっすぐに見つめるのでなおさらですが。)
本当の上司と部下であればもっと厳しくなるでしょうが。

良い問題解決の第一歩は良い場を作ることです。
対立ではなく中立が守られる場です。

 

問題を模造紙上で見える化している著者。

(東京商工会議所での講演風景より)

 

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