経営企画の仕事と役割14柔軟なハブ機能

2・柔軟なハブ機能

ハブ機能という言葉は良く使われます。
が、なかなか実態が分かりにくい言葉です。
ハブとは、自転車の車輪の中心部分です。
情報は拠点としてのハブに集まります。

集まった情報には提案対処の2通りがあります。

「こうしたらどうだろうか?」と相手方に踏み込んで行うのが提案。
実際は提案ではなくゴリ押しかもしれません。

「こうしなさい」と相手からの指示を受けて行うのが対処。
実際は相手に押し切られているだけかもしれません。

ハブ機能は翻訳機能
全体にとっての最適を見据え提案させたり対処させたりを切り替えて伝える。 

組織の縦割りが起こるのはどちらかの部門が相手の部門に対して優位に立ちたくなるからです。
ごり押しがいつも通る環境を作りたくなるのは当然です。
自部門が仕事を進めやすくするためには
他部門より仕事をしやすい環境づくりをしたくなるのは部門長として当然です。

一方で劣位の組織は常に対処に追われる事になります。
これまで私が接してきた中小企業の多くでは、「営業部門」が強い立場でした。
「自社の物やサービス」を売ってあげている部門。
お客様の要望を会社に伝えてあげている部門との自負があるのでしょう。

私は営業部門出身ですが、
独立してからは会社を客観的に見る立場になりました。

すると、営業部門が強すぎる会社には問題が多いことも見えてきました。

「お客様の要望」への対応=対処、処理に追われる。
そのツケを製造部門やサービス提供部門に押し付けている営業部が多いのです。

 

本来は、お客様に対しても対等に、
あるいは先手を打って提案出来れば後処理を引き受けなくては良い場合ばかりです。

ダメな営業部は営業部長の認識が、「お客様は神様です。お客様は絶対です。」となっています。

本来は、たとえお客様であっても「何とか、どうにか対応出来る方法はあるはず。」なのです。

 

また、情報は社内だけではありません。

社員数50人を越えると現場以外の情報収集が必要になります。
PEST分析で取り上げたマクロ的視点での情報収集です。
法律改正、経済情勢、社内に活用出来そうなIT情報など担当部署だけでは情報収集が追い付きません。
社外のセミナーや講演会、展示会に行き情報収集するのも遊軍である経営企画の役割です。

その後、
外部で知り合った講師やシステムなどの導入の窓口も
担当部署へつなぐ前は経営企画が担当する事になるでしょう。
現場はいつも「忙しい」ので、
正しく意味を伝えて担当部署へ引き継がなくては導入出来ずに終わります。

 

 

 

内海のGTG(Good To Great)目線

私の大好きなビジネス書に「ビジョナリーカンパニー 2」があります。
良い企業が偉大な企業になるための秘訣が書かれています。
GTG目線を提供しています。
偉大な企業への視点や気づきとして頂ければ幸いです。

趣味

高度経済成長期は趣味=ブームとなりました。
日本丸に乗った人々は価値観が近いため、趣味も似通ります。
現代は個人の価値観が多様化しています。
そのため、趣味も価値観に合わせて多様化します。
趣味を極める事で仕事になってしまう時代です。
昔の人には怒られてしまうかもしれませんね。
当時の私はゴルフが嫌いでしたから。

今はゴルフ嫌いが許される時代です。

趣味を深堀することで市場が見える事もあります。
私の同業のコンサルタントの趣味は多様です。
自動車レースだったり、テニスだったり、マラソンだったり。

でも、彼らに共通する価値観は
「頭を真っ白にする」事でした。
考える事が仕事のコンサルタントは「無心」を求めています。

 

あなたのお客さんの趣味は何でしょうか?

深堀することで見えてくる事があります。