組織改革 方法 中小企業 9.想いと現実の壁

第3章1節. 想いと現実の壁

当ブログは、人と組織の問題に悩んでいる中規模企業経営者、経営幹部を対象に執筆しています。事業承継、世代交代、部門間の縦割り、トップと現場のギャップに「このままではいけない」と思いつつ...ではどうすればよいのか?堂々巡り。当社12年1,800社以上の実績が証明する中堅と現場を巻き込む組織改革法がお役に立つでしょう。

 

経営者の「こうしたい」との想いと現実との間には大きな壁があります。

 

1.組織の構造改革/社員の意識改革(揺さぶり)プロセスがデザインされていないために、社員は現状の「殻」をやぶれないままです。

2.ゴール、その実現方法、期限が曖昧なままです。実行責任者は、実はその達成にコミットしていない状態(面従腹背)が継続されます。

3.現状満足、過去の成功体験により危機意識が欠如。

4.顧客要件が意識されず、社内要件が優先される。誰のための、何のための会社なのか?

5.よって、真の問題が認識できない、もしくは意識の外に置かれる。

6.必要とされる問題解決思考の深さ、きめの細かさ、が共有化されていない。また、要件として認識されていないため実践されません。その結果として、同じ問題が継続して発生する。表面に現れる症状への対応=対症療法に終始。

7.必要とされる執着心の強さ、緊急性の高さが共有化されていない。また、要件として認識されていないため実践されない。その結果、成果が出る前に努力は打切られる。

8.活動の要求水準が明確でないため、要求水準を上回る活動が相応な評価を受けず、また、要求水準を下回る活動が公然と黙認される。その結果、「悪貨が良貨を駆逐する」状況が生まれる。
現状は是となり、経営者の変革への想いは断ち切られます。