組織改革 方法 中小企業 26.人(人事と労務)

第5章2節.人(人事と労務)

当ブログは、人と組織の問題に悩んでいる中規模企業経営者、経営幹部を対象に執筆しています。事業承継、世代交代、部門間の縦割り、トップと現場のギャップに「このままではいけない」と思いつつ...ではどうすればよいのか?堂々巡り。当社12年1,800社以上の実績が証明する中堅と現場を巻き込む組織改革法がお役に立つでしょう。

 

経営三資源の中で、人に関する項目です。2018年現在ではもっとも重要なテーマです。「良い人が来ない」どころか、「人が来ない」事で、仕事はあっても会社が潰れる状況になっています。

人に関して2つの機能があります。
1つ目は全社の採用・育成計画を考える事で、人事の仕事です。
2つ目は採用した人材の労働時間管理や環境整備の仕事で労務管理として行います。「中小企業だからそんなに大げさに考えなくても良いのではないか」と言う方もいます。毎年30万人以上の人口が減少している日本。日経新聞で特集されていた記事「大廃業時代の足音:中小「後継未定」127万社」は現実です。人を採用するためのマーケティングが必要です。そのためには、自社が何を行っているのか?何を目指しているのか?計画的な情報発信が必要となります。これまでのように学校を回って担当者との関係を築いて… では遅すぎます。「出来の良い子」は自分の頭で就職先を探すようになります。ただでさえ中小企業の採用は難しい状況下で益々差が広がるでしょう。

また、労務管理=仕事の成果と支払う給料も一律ではなくなります。自社の考え方と合う人材と個別契約となるでしょう。短時間正社員の雇用も当たり前となるでしょう。

政治と財界がもたもたして追いつかない状況となりそうですね。外資に優秀な人材をもっていかれて日本は本当に空洞化してしまう危機感を持っています。このような環境に置かれているので人について各部門からプロジェクトメンバーを選抜し経営陣の中で人事部門担当の役員と一緒になって全体最適を考える事が重要になってきます。