組織図作り方考え方中小企業 コラム:お山の大将

コラム:お山の大将

「中小企業なんだから社長がお山の大将で良いでしょう。なんで組織にしなくてはいけないの?」
と質問(反論)を受けます。(厳しい口調でです。)
50代以降の小太りのおじさんが多いです。
社内ではニックネームで呼び合っています。
春は花見、夏はバーべキューなど社員全員で仲良く飲み会を開いたりしています。
社長は親分、兄貴肌で人情味溢れる良い人が多いです。

「今は、良いです。が、これからどうするつもりですか?」とお答えします。
問題は、今では無いのです。中小企業で10人未満の会社だと社長が全てを見渡せます。
決定も速やかです。
ワンマン経営の強みが発揮されます。
しかし、そこで働く人たちは「ただのコマ」です。彼らは「考える力」を持ちません。
社長の手足として動く事が仕事です。このような会社が永続できるわけがありません。
その結果80代になっても社長がワンマン経営を行っている会社をいくつも見てきました。
社長の決断は時代と合わない過去の経験に基づいたものとなってしまいました。
それでも誰も口を挟めない状態です。
人には寿命があります。
しかし、組織は人間の寿命を越えられます。
お山の大将の社長は自ら組織の寿命を縮めています。
非常にもったいない事です。
お山の大将、家族主義は良い時には良いのですが、組織として機能出来ていないので永続出来ません。


※全ては社長の価値観次第です。私の考えを押し付けても受け入れてくれませんので。