組織作り(人材育成)のコツ❖壁となる

当ブログは社員数30人から社員数100人程度の中規模、中企業を対象としています。人と組織の潜在力を顕在化する組織作りのプロである内海透が執筆しています。組織作り、組織再構築のコツを記しています。1~3分程度でサクッと読める内容です。

❖壁となる

 人間は困難を乗り越えると成長出来ます。部下にとっての大変だが頑張りがいがある困難があると部下の成長は促進されます。時には上司が困難な壁を演じる事も必要です。日本人の職人気質の人は自然とやっているかもしれません。職人は仕事は教えない。俺のやることを見て盗め。という頑固な人が多いからでしょう。壁となるには本人が自分で考えてやってみて失敗する体験が必要です。
「どうしたら良いでしょうか?」と安易に聞きに来る部下に対して、
「あなたはどうしたら良いと思っていますか?」と逆質問をする。
部下にとってみれば答えてくれない嫌な上司となりますが、あえて自分が壁となる事の意思表示です。
部下が「私はこうしたら良いと思うのですが…」と答えたら、
「じゃ、やってみなさい。」とそのまま実行させる。
失敗するので
「何が原因だったと思う?」と聞きます。
何度も何度も本人に考えさせる。
上司が壁となる事で部下を育てる事が出来ます。

もう一つの方法は失敗させるのではなく
「うん」と言わない方法です。
どうしたら良いと思うか?について考えさせるが、すぐにはOKを出さない。
なぜ、そう考えたのか?
それをやることでどうなるのか?
他にリスクはないのか?
と何度も突き返すことで部下は上司の事を一筋縄ではいかないと理解します。

ただし、前提条件があります。
このような壁になる前に部下に正しく成功体験を積ませて信頼関係を築いておく必要があります。
あの上司が言うのだからきちんと応えたい。理解してもらいたい。
との関係が出来ていなければ部下は潰れます。

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