組織作りのコツ❖所を得る

当ブログは社員数30人から社員数100人程度の中規模、中企業を対象としています。人と組織の潜在力を顕在化する組織作りのプロである内海透が執筆しています。組織作り、組織再構築のコツを記しています。1~3分程度でサクッと読める内容です。

❖所を得る

人はその人の強みを活かせる場所を得ると健在能力だけでなく潜在能力まで発揮できます。
私は組織作りの中でも特に営業部門構築の仕事が多くありました。
世の中で一般的に言われている事として営業職に向いている人は人が好きな人です。人懐っこい人や人見知りしない人が向いていると思われています。また、体育会的に先輩後輩の序列を重んじる人が向いていると言われています。
しかし、そうでない人が全く向いていないかと言うとそうではありません。

ある会社の営業マンは研究職を目指してその会社に入社しました。大学では理系で研究者志望でした。しかし、就職氷河期に入社したために営業職を余儀なくされていました。人見知りですぐに「なぜ?」と聞きたがるので面倒くさい印象がありました。しかし、なぜやるのか?どのようにやるのか?について論理的に説明すれば理解する人でした。理解できれば効率よく行動して結果を出せる人でした。
ただのルート営業だけではもったいないと思い、彼を営業部門だけではなくその会社全体の参謀として登用することとなりました。論理的に全体を俯瞰できる視点を持ちつつも営業経験があるため絵空事ではない戦略を練り上げる事が出来るようになりました。彼の研究領域が「原料」から「会社組織」へと変化しましたが彼の強みはそのまま活かされました。

私たちは「〇〇の仕事が出来る」の視点で人を評価しがちです。が、本来の本人の性格や特徴や、まだ顕在化していない潜在能力に焦点をあてたいものです。
人間は案外自分では自分の強みに気が付かないものです。上司は部下のまだ発見されていない強みを引き出せるようにしたいものですね。

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