目標達成営業チームの作り方 3 問題探しではなく犯人捜し

第1章2節・問題探しではなく犯人捜し

大企業では、人は組織の機能の一部として働いています。
その人がいなくても代わりの人がいます。
ひとり休んでも影響無いように組織化されています。
コマ、部品などと自嘲気味に話される会社員の方もいます。

一方、中小企業は人で動いています。
「どこの会社の○○さん」の関係性がそのまま仕事に直結します。
多くの中小企業では転勤も人事異動もありません。
入社して退職するまで同じ仕事をする事も普通です。
そのような環境では、機能ではなく人に焦点があたりがちです。
しかし、属人要素だけの営業チームには限界があります。
営業を組織化したいのであれば、
やはり犯人探しではなく問題探しへと視点を変えたいものです。

しかし、私たちが最初の相談時に聞く話は
「課長の○○がダメだ。」
「○○さんにはやる気が感じられない。」
「△△さんは、数字は上げるんだけど人を育てられないんですよ。」
と、犯人捜しの話ばかりです。

犯人を見つけても目標は達成できません。これからお伝えする内容で、犯人捜しではなく問題探しへと視点を切り替えてくれたらと思います。
問題が見えないから、問題を発生させた人を責めるのです。

問題を見える化する事で問題を解決出来るようになります。

中小企業は「人」が財産です。
せっかくのご縁で一緒に働いている人を犯人にするのではなく、英雄にしましょう。
中小企業は人が財産なのですから。

 


「人の強みではなく弱みに焦点を合わせる者をマネジメントの地位につけてはならない。人のできることは何も見ず、
できないことはすべて知っているという者は、組織の文化を損なう」  現代の経営:ドラッカー