後継社長のための経営力強化法 57.反復≠継続

5-11.反復≠継続

 

1.問題提起

反復ではなく、継続している

 

解説

「当たり前のことをちゃんとやる事が大事なんですね。」本書で言いたかったのは正にそのことです。しかし当たり前の事を繰り返すだけでは「反復」です。毎日の仕事の中で昨日よりも今日、今日より明日改善を繰り返す事が継続です。「ローマは1日にしてならず。大業は一朝一夕にしてならず。」など諺にも多くあるのは継続の重要性を伝えたいからです。

 

2.解決策提示

どうすれば昨日より早く確実に出来るようになるか?
些細な事でも改善策を考え実行する事が継続です。
強靭な意志に頼る精神論ではなく、継続できる仕組みを構築定着化させます。

・手順:
1.当たり前に「反復」している事を洗い出す。

2.一度に多くの事は出来ません。毎朝一つのテーマを決める

3.どうすればよりよくできるか?の改善策を考える。

4.実行する。

5.振り返る。

をひたすら繰り返します。

コツ

常に仮説検証の繰り返しを仕組みに盛り込まなければ効果が出ません。目的がぼやけないために5W2Hを明確化したテーマを設定します。継続は力を数値化した例にします。
「1%の積み重ね」を数値化すると「毎日の1%の努力1.01を365日繰り返し行う事で年間の結果は、現状の1に対して37.8となる。
毎日漫然と1の事を反復するだけの人と比べて年間ではこれほどまでに大きな違いを生み出すことになります。
3.事例紹介

創業60年ほどの会社の創業者の日課についてお伝えします。私がお会いした当時68歳の創業者は18歳でお父さんが突然交通事故で亡くなって会社を引き継ぎました。以来50年間毎日行っている日課があります。それは、毎日寝る前にその日1日の「うまくいった事とうまくいかなかった事」を振り返る事です。うまくいったことは「なぜうまくいったのか?どうすればもっと上手くできるようになるのか?」うまくいかなかったことについては、「どうすればうまくいくのか」の段取りを考えてスッキリさせてから寝たとの事です。たとえ、どんなに酔っぱらって帰っても必ず欠かさなかった日課です。
ほんの数分、その日を振り返る事をお勧めします。
ネタ帳の項目でも記載しましたが、毎日は実際に行うのは難しい。だからこそ、自ら良き習慣を作るのです。そして良き習慣の奴隷となるのが最短の道です。習慣は自ら作ることが出来る。どうせ同じことをやるのなら良き習慣の奴隷となりたいものです。
本書の冒頭で申し上げた「現状は是ではなく、非から始める」視点で一日を振り返ります。目の前の全ての仕事に改善余地を発見できるようになります。どうすればより良く出来るだろうか?を思考し実践する。反復ではなく継続となるのです。

 

 

4.得られる成果(評価基準)

お客様からの信頼。まだ見ぬ潜在顧客への認知度向上。1円も費用を掛ける事なくブランドを築くことが可能となります。

余談だが、「ローマは1日にしてならず」の諺はよく知られています。しかし、ローマ帝国の完成まで何日かかったのか?
古代ローマ帝国が最大になるのに500年の歳月を要したそうです。大きな事を成すには時間がかかるものです。目の前の事ばかりではなく、大所高所に立ち長期的視点で継続を続けたいものです。

 

5.実践への最初の一歩行動

前述のネタ帳など当ブログを読んでやってみようと思った事をはじめてみる。

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二代目・後継社長のための経営力強化法

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当ブログ内容を福祉事業向けに加筆修正しました。
   当社代表内海が2015年6月~2年半関わってきた事例を盛り込んだ内容のブログです。 

 福祉事業経営者のための経営講座

 

 

Special thanks

校正:内海創(中学二年生)私の息子です。
後継社長のための経営力強化法は中学生でもわかるように執筆しました。
彼に意味が通じるかを確認しました。
忌憚のない率直過ぎる指摘に感謝。