後継社長のための経営力強化法 55.ネタ帳

5-9.ネタ帳のすすめ

 

1.問題提起

ネタ帳を持っている

 

解説

世の中は変化する。その変化に対応するのが経営です。世の中がどのように変化しているのか?どのように対応するのか?
についてすぐに良い判断が出来るようになるにはネタ帳の存在が必須です。日記やノートです。日頃感じた事。気になったことを記録しておく事です。常日頃からの情報収集の癖が大切です。どんな小さな事でもネタとして蓄積する。あなたはネタ帳をもっていますか?

 

2.解決策提示

ノートや手帳を常に携帯し「気が付いたことをメモ」し続ける。

コツ1.ノートや日記などの記録を毎日続ける事は難しい。だから毎日続ける事を目指すのではなく、常にノートを持ち続けて、気が付いた事を気軽に書き留めるようにします。毎日書く事を目的とすると書く事が苦痛になります。毎日ノートを持ち歩くだけだと気楽です。私は30歳頃からA4サイズのノートに過去50冊以上いろいろなアイデアを書き続けている。現在パソコンにはネタとして1,000以上になりました。
方法・手段は違えども「ネタ」を蓄積することが事業を改善するための一番の近道です。

 

コツ2続けるコツは「立派な事」を書かない事。何か新しい事を始めても継続出来ないのは、最初が一番「立派」で徐々に尻すぼみになるからです。どんなに「気楽に」始めると言っても、最初の1件には1~2時間かけてしまいます。翌日はその1時間の時間が取れなくなる。さらに数日たつと益々時間を取れなくなる。その結果、最初の1件の立派な内容を超える事が出来なくなる。やがて「ネタ」切れを起こしてしまう。毎日毎回「立派な事、スゴイ事」ばかり考え出するのは苦痛です。最高の文章を書くことが目的ではありません。年に3~400件程度のネタを出すことを目的とします。その中に1つか2つ「アタリ」が出ればラッキーの水準で始めてはいかがでしょうか?

3年も継続すると10や20の「アタリ」が出てくる。その結果、益々ネタ帳が充実してきます。

この時点まで到達できれば、項目ごとの整理を実施したい。業種により様々ですが、自社の事、競合の事、外部環境の事、社長として意識したい事、社員への期待など自分なりに分類する事でただのネタ帳が社員に対する教育マニュアルになります。社長なりの業界分析、世の中の見方、社員への方針など大きなテーマから小さなテーマまで数多くの内容が集まっていることでしょう。中小企業では、社長が一番の教育担当者です。自分が気づいた事や問題と思っている事を日々書き連ねたネタ帳は社員にとっての最良の教材となります。

(アイデアマラソン発想法考案者の樋口氏のアイデアノートの棚写真。)

記憶ではなく、記録の繰り返し。体験・経験したことが無い人に物事を伝えるには自分の主観的な記憶だけで伝えられません。何気ない日常の過去の出来事の記録を点と点で結びつける。線となり、面となりやがて体系化することが出来るようになります。ネタ帳は点の記録。本書も過去のネタをひっくり返しながら執筆しました。毎回、新しい事をゼロから考え出すことは至難の業です。前作の「トイレには走っていけ」同様にネタ帳を用意していつでもネタを引き出せるようにしました。

 

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