後継社長のための経営力強化法 41.進捗状況を見える化

4-6.進捗状況を見える化

1.問題提起

あなたの会社は見える化しているか?

 

解説

問題を見える化する事で実行力を高める事が出来ます。上司の言うことに口では「はい」と答えながら行動しない面従腹背社員が多い会社では効果的です。「私は危機感を持って仕事をしています。」と言うのは誰でも言えます。口が上手な人や演技が上手な人は「らしく」見せる事が出来ます。本当に危機感を感じていても伝える事が下手な人は傍から見れば、「あいつ、危機感ねえな。」となります。意識は見えません。問題を見える化することで意識の見える化が可能となります。危機を見せる事で行動に繋げましょう。

 

2.解決策提示

手順・道具・コツ

もっとも簡単な方法は目標対実績の進捗状況の見える化です。東日本大震災の時の夏に電力消費予想が毎日テレビで流れていました。視聴者は知らず知らず節電の意識付けがされていました。黄色や赤の色は目に飛び込んできます。自社でも色分けした進捗確認表で社員に見える化しましょう。

手順

  • A4の用紙に今月の目標と実績を記入します。
  • クリアファイルに挟み込む。
  • 毎日の目標を朝出社時に記入する。
  • 退社時に実績をクリアファイルの上から記入する。目標を達成したら青、達成できなければ赤で記入する。

 

・道具:クリアファイル進捗確認表

・コツ:誰もが瞬時に見える場所、見える形で実施します。「パソコンを開かなくては見えない。」や、印刷したものを貼り付けるのでは継続できません。誰にも見える場所で誰でも簡単に更新できる方法で実行する事がコツ。

 

3.事例紹介

食器棚で進捗状況を見える化 アサヒルミエル

川崎市にある新聞販売店のアサヒルミエル社では、食器棚の脇に物品販売の目標と実績を対比しています。昨今の少子高齢化や紙離れ、活字離れの影響もあり新聞購読者を増加させるには厳しい社会環境が続いています。彼らの会社では新たな売上の確保のために物販に力を入れています。しかし、新聞販売以外の販売の経験もノウハウもないため、「頑張ろう!」の掛け声だけでは人が動きません。皆の見える台所の棚にクリアファイルを貼り更新する事で目標達成に対する意識付を行っています。

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4.得られる成果(評価基準)

見えると動けるを実感できる事。今まで数字は他人事だった社員の目の色が変わります。これまで導入した企業では必ず実績が向上しました。過去の事例では前年比140%以上の売上実績を計上した会社もありました。次はあなたの会社の番です。

 

5.実践への最初の一歩行動

クリアファイルに記入する。

 
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