後継社長のための経営力強化法 24.見える化分析

2-11.見える化分析

 

1.問題提起

問題を客観化し見える化する

解説

上司と部下が正対してしまうと、部下は無意識のうちに防御心理を引き起こします。正対するコミュニケーションではなく問題を客観化し部下と共に解決策を考える見える化について解説します。

セミナーなどで実演するのですが、私が上司役をやり受講者に部下役をやってもらいます。最初は対面の場を創ります。
そこで、私が「当社が売上目標達成できないのはなぜだろうか?」と尋ねて受講者に感想を聞くと、「思わず、言い訳を探しそうになります。」「尋問、詰問を受けている感じになる。」との答えを多く受けます
(ちょっと意地悪に部下役の目をまっすぐに見つめるのでなおさらですが。)
本当の上司と部下であればもっと厳しくなるでしょうが。

次に模造紙上の問題点を一緒に解決する視点で問いかけます。すると、「問題を解決しやすくなりました。」との位置に変わります。

前述の模造紙による分析は真ん中に問題を置く。共通の敵である問題を解決するパートナー=無意識の協調の図式に持ち込むための方法です。

 

2.解決策提示

問題を見える化する

手順・

問題を張り出す

ホワイトボードなどに書き出す

道具・

模造紙、ホワイトボード

コツ

問題解決のパートナーとして一緒に知恵を出し合います。
「誰が悪いか?」ではなく、「何が悪いか?」思考へと切り替えましょう。
「どうすれば解決できるか?」を一緒に考えます。
この方法が効果的なのは現場で検証を行う事ですぐに改善できる提案が出やすくなることです。
問題が客観化されることでアイデアを出す現場も経営も最適解を求めるようになります。

良い問題解決の第一歩は良い場を作ることです。

 

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