後継社長のための経営力強化法 19.職務記述書

2-6.職務記述書

1.問題提起

3点セット(職務記述書)がある

解説

仕事を規定するのに最適なツールが職務記述書です。私は中小企業でしか働いたことがありません。職務記述書は外資系企業では当たり前とされているものですが現物を見た事がありませんでした。長谷川先生に現物を見せてもらいました。見た瞬間に、なぜ、日本の企業では使わないのか不思議になりました。大企業ばかりでなくこれからの中小企業には必須です。その日以降、私は中小企業に職務記述書を広める伝道師となりました。(勝手にですが)

 

2.解決策提示

何をやるのか?

どのようにやるのか?

期待される成果は何か?

を会社と個人で取り決める。

職務記述書は仕事の基本です。

前述の組織設計図と同様の考え方です。仕事の全体像を決める。

部分に落とし込む。しかし、全体像は完成しないと分かりません。

そこで、逆の手順を踏むことになりますが、現状の仕事の棚卸を出発点とします。

 

手順・

  • 仕事の棚卸を実施する(詳細は4章で解説します。)
  • 棚卸で発見された仕事を目的ごとに括りなおします。
  • 目的ごとに括られた仕事を職務記述書としてまとめます。

 

道具・

 

コツ

まずはやってみる。ググって真似する。

 

3.事例紹介

「It’s not my business」

私が以前パートナーとして関わっていた外資系コンサルタントに言われた言葉です。私が自分の仕事で手が足りなくてそのパートナーに手伝って欲しくて声をかけました。彼は財務や計画の担当で営業やマーケティング担当の私とは役割分担をしていました。その彼に「それは私の仕事ではない」と言われたのです。大企業ならいざ知らず吹けば飛ぶような同業仲間ですので手伝ってくれて当然だと思いました。結果的には締め切り間近のため手伝ってくれました。

後日談があります。彼によると、「それは内海さんが引き受けた仕事です。内海さんのやり方があるので途中で誰かの手を借りると全体の責任の所在が曖昧になってしまいます。内海さんの指示のもとであれば出来るのですが、それであるならばフィー(報酬)が発生します。仲間とはいえ曖昧にしては良くないと思ったのであえて言いました。「俺の仕事じゃないよ」と言っては身も蓋もないので英語で言いました。」との事でした。

彼の優しさでした。日本では専門職が育たないのはこうした仕事の引き受け方が問題だと痛感させられました。

誰が責任者なのか?その責任者のもとで何をやるのか?
を明確にするのが職務記述書です。

「みんなで頑張る」のは大事ですが、「何を、どれだけ頑張ってどれだけの成果をだすのか」が規定されないと正当な評価が出来ます。

 

4.得られる成果(評価基準)

一人一人の仕事の責任と成果が明確化される

5.実践への最初の一歩行動

まずは、自分の仕事の棚卸から始める。

 

 
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