営業部長の仕事と役割36 目標を達成する計画作り 数値化された実行計画に落とし込む

ページめくるのが面倒くさい…との声を受けて
営業部長の仕事と役割」全67編を1冊の小冊子にまとめました。
http://hcj.bz/営業部長の仕事と役割小冊子/
【小冊子版】営業部長の仕事と役割は【無料】でダウンロード出来ます。
A5サイズPDFでスマホ、iPadで気軽に読めます。

 

目標を達成する計画作り5つのステップ

4thステップ・数値化された実行計画に落とし込む

 

1.打ち手ごとに金額を算出する

上記のヒントを参考にして改善目標を達成するための対策を立案します。
その時に、いつまでに、誰が、誰に対して、何を、どれだけ、どのように、実行する事で、幾らの金額になるのかを明記します。
目標金額=
成行予測金額=
改善目標金額=
→改善目標を達成するための打ち手
ヒントを参照に、
1・既存顧客深耕
既存顧客に〇〇商品をいくら    〇〇円
2・既存顧客深耕    〇〇円
3・    〇〇円
合計:  〇〇円
例:3カ月後までに、〇〇が既存顧客30社に対して新商品△△の提案を行う。
10社が採用する事で□□円の金額になる。
具体策
既存顧客30社中、大型店舗を中心に新商品△△の新規採用の提案を行う。
提案内容は、「レジ横のデッドスペースを有効活用できる。」です。
まずは明日から1日3件提案します。
のように行動量が具体化されます。

 

2.逆算思考でスケジュール化


アクションプラン作成の基本的な考え方は逆算思考です。
目標達成をゴールと設定して目標に辿り着くまでの道のりを逆算で考えていきます。
それぞれのステップと途中指標を整理したものがアクションプランとなります。

皆さんはガントチャートをご存知ですか?

IT企業などでプロジェクトを組んで行う場合に使う進捗確認のチャート図です。このひな形を使ってチームの目標達成のためのアクションプランに落とし込んでいきます。

 

3.小さなステップに分解し期限と責任者を明確化

担当者と項目と期限を設定し期限内にどれだけ「行動」するのかを数値化します。「行動量ではなく、行動の質が問われるのではないか?」と否定的な社員からの反発の声が上がります。確かに正しい意見です。それは「いつも目標を達成している会社・チーム」であれば質を求めるべきです。しかし、目標達成できていない会社やチームでは圧倒的に行動の量が足りていません。問題は決めたことをやらないで現状を是とする風土です。経営幹部やチームリーダーは退路を断つ覚悟で「行動量」を追い求める事を宣言して欲しいですね。

この時、同時に途中指標を定めます。1週間ごとの途中指標を定めることにより、「なぜ、出来ないんだ!」と怒鳴りたてるのではなく、上司と部下とで方法の妥当性検証、改善策立案が可能となります。改善余地を達成すべき改善目標と設定した後に今度はその目標を達成するためのアクションプラン(行動計画)に落とし込みます。

このアクションプラン作成のカギは「逆算思考」です。
目標は立てたもののなかなか実現できないのには2つの理由があります。
1つは、目標を達成するための計画が到底実現できない具体性の無い「画餅=絵に描いた餅」である場合です。これについては、前述したとおり具体的定量的な打ち手で構成されるので「画餅」の恐れはありません。
2番目は、達成期限と途中経過の進捗確認が曖昧である場合です。
このため達成期限と各ステップを逆算思考で算出しアクションプランに盛り込みます。

具体的には
1. 目標達成の期限を設定する
2. 目標達成までの行動をステップに分解する
3. 分解したステップごとに達成期限を設定する。
ことでアクションプランを完成させることが出来ます。
人間は弱い動物です。だから行動量で追いかける必要があるのです。

意識ではなく行動を変える
部下に「意識を変えろ」と言っている社長は多いです。正論ですが、「意識を変えろ」と言われて意識が変わった部下はどれだけいるでしょうか?言われて意識が変わる社員であれば、問題社員にはなりません。意識の高い社員は自分で社長の考えをくみ取り勝手に行動を変えています。

ほとんどの社員は、社長が言う「意識を変える」とはどういう事か理解していません。

何が変われば意識が変わった事になるのか分からない。

本人に聞けば意識を変えたといっている。

社長から見れば意識は変わっていない。

見えない意識に焦点を当てても結果は変わらない。

私は意識を変えるより先に行動を変えさせます。いつまでに、何をどれだけやるのか?を明確にして行動を変えさせるのです。チェックリストを使います。何度も書きましたが、出来ない人は出来るように練習させればよいのです。出来るのにやらない人は意識を変えるのではなく、行動を変えさせることです。行動が変わったら、結果が変わります。良い結果が出ると新しい行動に抵抗がなくなります。結果的に「いやだ。やらない。」意識が「分かった。やる。」に変化しているのです。行動を変えない社員に対しては「変わらなかった」事実が記録されます。事実を目の前に突き付けられると大抵は逃げ出してしまいます。求めるのは、結果です。結果のためには行動を変えるが正解です。

 

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当ブログで使用している漫画素材は「ブラックジャックによろしく」より借用しています。
https://note.mu/shuho_sato/n/na1c3e7c1aa60
ブラックジャックによろしく
著作者名:佐藤秀峰
サイト:漫画 on web http://mangaonweb.com

当ブログは、
組織営業力強化を目的とした中小企業経営者及び営業部長を対象に執筆しています。
ヒューマン・コンフィデンスジャパン株式会社
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