営業部長の仕事と役割34 役割分担を見直す

ページめくるのが面倒くさい…との声を受けて
営業部長の仕事と役割」全67編を1冊の小冊子にまとめました。
http://hcj.bz/営業部長の仕事と役割小冊子/
【小冊子版】営業部長の仕事と役割は【無料】でダウンロード出来ます。
A5サイズPDFでスマホ、iPadで気軽に読めます。

 

目標を達成する計画作り5つのステップ

3rdステップ・ヒント4.

 

役割分担を見直す

社長に「しか」出来ない仕事と誰に「でも」出来る仕事を分離することが第一歩です。

中小企業の社長は、野球に例えるとエースで4番の役割と練習終了後のボール拾いの役割も行っています。時間の使い方がもっとも下手なのは業績不振の会社の社長です。「あれもこれも」やらなくてはいけない事が多すぎるのに、人を使う事が下手で結局全て自分でやる羽目になります。段取り良く出来るのであれば問題ないのですが、全てが中途半端なままになっています。

「あなたにも思い当たる節はありませんか?」

当社では社長に仕事の棚卸をやってもらっています。項目・頻度(毎日、毎週、毎月)・時間を記入することで社長に「しか」出来ない仕事と誰に「でも」出来る事を分離するためです。業績が悪い会社の社長は週80時間以上働いていても、その内訳を見て愕然とされる方が多い。なぜなら、ほとんどの仕事が誰に「でも」出来る仕事ばかりだからです。
集金、銀行ATMへの入金、売上伝票の入力...
一体何のために社員を雇っているのかと皆さん茫然とされます。

出来る社長は誰にでも出来るように仕事を仕組化しています。出来ない社長は「オレなら出来る」と社員を叱るか嘆くばかりです。

あなたはどちらの社長になりたいですか?

この仕事の棚卸は、社長が実施した後で全部門、全社員で実施します。定型化、最適化した仕事もいつの間にか無駄や漏れが発生します。声の大きな強い部署が声の小さな弱い部署に仕事を押し付けている事もよく見られます。部分最適ではなく全体最適が目指すべき姿です。是非、定期的に仕事の棚卸をしてください。

ある新聞販売店の事例を紹介します。
販売店の仕事は多岐にわたります。販売だけでなく配達、集金、チラシ作成、配布など、また集計などの事務作業も煩雑です。それらの雑事について店長、店員だけではなく、社長、専務が抱え込んでいる仕事が多く発見されました。仕事の棚卸を完了させたうえで経営者が店長、店員に「やってほしい事」を一つづつ明示して伝えました。その結果、店長、店員とも自分のやるべきことが明確になりました。彼らにすれば「自分がやった方が良いのか」と思いつつ、なかなか言い出せなかった事ばかりだったそうです。

社長、専務は雑事から解放され新規顧客の集客に集中して取り組むことが出来るようになり業績改善へと繋げることが出来ました。
「以前からやりたいと思っていた事を存分にできるようになりました。」と経営者がおっしゃった言葉が耳を離れません。

 

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当ブログで使用している漫画素材は「ブラックジャックによろしく」より借用しています。
https://note.mu/shuho_sato/n/na1c3e7c1aa60
ブラックジャックによろしく
著作者名:佐藤秀峰
サイト:漫画 on web http://mangaonweb.com

当ブログは、
組織営業力強化を目的とした中小企業経営者及び営業部長を対象に執筆しています。
ヒューマン・コンフィデンスジャパン株式会社
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