中小企業経営者のための経営力強化方法35.対面しない

 

 

Q:問題は誰か?ではなく、問題は何か?で取り組んでいるか?

 

○問題提起:上司と部下が対面すると敵と味方の場を作りやすくなる。上司にその気はなくても部下は身構えてしまう。良いアイデアを生み出すための会話をしたくても対面が関係を悪化させることがある。あなたは、対面して部下を問い詰めていないだろうか?部下を問い詰めるのではなく、問題を解決することが目的のはずだ。

 

○解決策:解決したい問題を客観的に取り扱う。

・手順:1.自社の問題をホワイトボードや模造紙などに書きだす。

前述のPDCAサイクル分析を参照されたい。

2.上司と部下は正対せずに問題を中心に見る位置に座る。

問題を中心とした三角形のイメージだ。

3.ホワイトボードや模造紙上で問題解決を行う。

すぐ出来る事はすぐに改善する。

 

 

 

 

 

 

 

 

・コツ:上司は部下の問題解決の支援者、パートナーとして一緒に知恵を出し合う。「誰が悪いか?」ではなく、「何が悪いか?」思考へと切り替える。「どうすれば解決できるか?」を部下と一緒に考える。この方法が効果的なのは上司と部下が現場で使っている帳票を用いて検証を行う事ですぐに改善できる提案が出やすくなることだ。問題が客観化されることでアイデアを出す上司も部下も最適解を求める。セミナーなどで実演するのだが、私が上司役をやり受講者に部下役をやってもらう。そこで、私が「当社が売上目標達成できないのはなぜだろうか?」と尋ねて受講者に感想を聞くと、

「思わず、言い訳を探しそうになります。」

「尋問、詰問を受けている感じになる。」との答えを多く受ける。

本当の上司と部下であればなおさらだろう。

 

問題を真ん中に置いて客観的に物事を捉える。にプラスして前述のラポールを取り入れると良き場を作れるようになる。

良い問題解決の第一歩は良い場を作ることだ。

 

○対面せず問題を共通の課題とすることが出来るようになると、

部下がこれまで言えなかったアイデアや改善を提案するようになる。

 

○実践:部下と対面しない。問題を客観化して捉える。