中小企業 組織作り 組織化 18.財務と経理

第3章5節.財務と経理

当ブログは、社員数30名~50名~100名規模の中規模企業向けの内容です。
社員数30名未満の会社は社長次第で会社の業績は変化します。
30名を越える規模になると社員の潜在力を顕在化させる事が出来るかどうかが成長のカギとなります。
社員一人一人の潜在力を顕在化させる中小企業のための組織の作り方と動かし方について解説します。

財務の視点はとても重要ですが中小企業では何をどう考えれば良いか分かる人はほとんどいません。
中小企業経営者がPL(損益計算書)は読めても、BS(貸借対照表)が苦手な人が多いためでしょう。
財務はまさにBS(貸借対照表)活動です。
どこでお金を調達し、どのように活かすかが財務の仕事です。
経理の仕事は、売上からかかった経費を記録をする事が主な仕事。
間違いなく記録する事が最重要です。

しかし、黒字倒産という言葉があるように損益計算書だけを見ていても会社の存続は出来ません。
社長が財務視点を勉強する事で生き残る会社を作る事が出来るようになります。

また、税務会計と管理会計の考え方の違いについても押さえておきたいポイントです。
日本の中小企業の会計はほとんどが税金の計算のための税務会計です。税理士さんは税金の金額を算出する事が仕事です。社長は利益を出す事が仕事です。利益を出すためには管理会計の考え方が必要です。各部門に予算を割り当てる。目標と実績の乖離をなくすために活動する。管理会計の考え方を全社に導入する事で利益を出せる体質に変わります。

最近読んだ本でとても参考になる考え方をご紹介します。

投資に関する意思決定(投資の決定)と、その投資に必要な資金調達に関する意思決定(資金の調達)と、そして運用して得たお金をどう配分するかという意思決定(配当政策) が財務の仕事~ざっくりわかるファイナンス:石野雄一(著)より引用。

 

 

管理会計

各事業所や事業部ごとに収入と支出を管理する仕組みです。
管理職が収入と支出の責任者になります。
具体的な方法については「アメーバ経営」関連の書籍を読むと分かりやすいでしょう。
製造業などでは仕入→加工→販売→流通などの機能に応じた組織になっています。
それぞれの機能部門ごとに原価と売上を設定します。
最初は按分設定で行いながら修正を加えていきます。

私が監事を務めているNPO法人での管理会計の導入例を紹介します。
福祉は補助金事業です。
利用者が〇人来たら〇円と決まっています。
私が関与したばかりで本部が采配していた頃は、
「今月は〇円だった。良かった~。」のレベルでした。
しかし、管理会計を導入するようになってからは、
「今月は〇人に来てもらうために○○をします。」と数字に対する執着が出て来ました。
数字を意識しなさい!と口酸っぱく言っても変わりません。
管理会計の導入の効果です。

 

 

**********************************************************************

当ブログで好評の「組織の作り方 組織の動かし方」を小冊子にまとめました。
【無料】でプレゼントしております。
ご希望の方は下記ページよりお申し込みください。

https://bit.ly/2nFARgb