組織作りのコツ❖スローハンド

当ブログは社員数30人から社員数100人程度の中規模、中企業を対象としています。人と組織の潜在力を顕在化する組織作りのプロである内海透が執筆しています。組織作り、組織再構築のコツを記しています。1~3分程度でサクッと読める内容です。

❖スローハンド

エリック・クラプトンをご存知ですか。
1970年代頃から現在も活躍しているギタリスト!
抜群に上手いんです。泣かせるギタリストなんです。
だけど、決して彼の指の動きはハデにフレット上を飛び回るのではなく、見た目はゆっくりです。
ヘビーメタルやハードロックのような派手な早弾きではありません。彼はスローハンドと呼ばれています。
なぜ、スローに見えるかというと
彼の指の動き一本一本に無駄が無く最短距離を動いているからです。
だから見た目の動きは地味でスローで派手ではないんです。
ギターのフレット上を指が派手に飛び回っていると見た目は格好良く見えるかもしれませんが、間違った弦やフレットを抑えてミスが出ます。効率の良い最短距離を移動する運指には無駄がありません。
組織活性化というとあちらこちらで喧々諤々の議論や笑顔で楽しく仕事をしているイメージを持たれます。しかし、みんなが同じことをやっている組織が活性化しているかと言うと違います。人々の動きに無駄がない生産性視点を忘れると毎日がお祭りの組織になってしまいます。
私たちの使命として中小企業を元気にする事がありますが、元気な事とうるさい事は違います。元気で空回りすると最後は疲弊してしまいます。組織内の人々に置き換えて見ると動きは派手でアピールは上手だが結果が出ていない人と淡々と結果を出し続けている人の違いに見えます。淡々と結果を出し続ける人の行動を観察すると一つ一つの行動に無駄がありません。派手ではないが堅実な人が組織内には必ずいます。そのような人の本当の実績が評価される仕組みを作らなければアピール上手な派手な人ばかりの組織になってしまいます。アピールをしたいので派手で見た目が良い仕事ばかり取り組みます。そのような人にはミスが多く、ミスを取り返すために派手な事に取り組む事を繰り返します。地味なスローハンドの縁の下の力持ちの人を評価したいものです。静かな現場は一見すると元気が無さそうですが、実は1人1人が今日なすべきことを理解していて粛々と一所懸命に打ち込んでいる現場だったりします。
外から見ている元気な会社と本当に元気な会社の違いは現場に入ると見えてきます。

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